岡本寺のご案内

襖絵 双龍図

観龍山 岡本寺本堂 襖絵 双龍図  
2.3m×3.6m 平成21年 作
作者 岡本 航(中学2年 時)
観龍山 岡本寺本堂 襖絵 双龍図
襖絵 双龍図制作時の感想文より

『20数年ぶりに新調された岡本寺本堂のふすまに絵を描く機会をあたえていただきました。4枚で縦2.3メートル、横3.6メートル。すでに張られたふすまに直接描くという、今まで描いたことのないスケールと、やり直しがきかないという重圧もありましたが、平田住職の「航くんの好きなように描いたらいいよ。」のお言葉にあと押しされて描きあげることが出来ました。当時の勢いだからこそできた仕事だと思っています。

カラフルな龍ですが、お寺には小さな子ども達も遊びに来るので、怖がらないようにとの思いを込めました。── 航』

岡本航(おかもと わたる)さんがふすま絵に双龍図を描いたのは、中学2年生の時。絵を描くきっかけは小学校3年生の時、奈良の大仏(毘廬舎那仏像)をみて感動したことがきっかけで、仏像に興味を持ち、仏画を描きはじめたとのこと。また航さんは、小学生の時から大学生になった今も岡本寺カレンダーの仏画を10年間にわたって手がけていて、その作品数は75点を超えます。

平成29年(2017)4月で大学4年生となる現在、京都造形大学美術工芸学科で日本画を専攻し、仏画師を志しています。

『先人の技術に触れれば触れるほど制作意欲と探究心に火が付き、突き動かされるように筆が進むことがある。』という航さん。大学での制作のかたわら個人的な制作依頼には、自身のクリエイティブワークとして取組んでいますと話す。岡本 航さんの近況は、Facebookにて公開。


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岡本 航 作 地蔵菩薩
岡本 航 作 地蔵菩薩
平成29年 3月制作